色鉛筆はどのようにして選ぶ?

色鉛筆はいろんなメーカーがありすぎて

どれを選べばいいのか悩みませんか?

 

 

どの色鉛筆がいいのかわからないからこそ
使った人の意見を参考にしよう!
って思いますよね

 

 

 

ところが!!
色鉛筆の特徴を知らないで調べると
「使った人の意見がバラバラすぎてわからない!!?」 
という状況に陥ります

 

 

 

なぜかというと

描く絵によって評価が変わるからです

 

例えば、広い面を塗りたい人が好む色鉛筆と
細かい描写をしたい人が好む色鉛筆は異なります

 

つまり
評価のいい色鉛筆が自分に合うとは限らない
ということです

 

 

 

それでは、どうすればいいかと言うと
自分に合いそうな色鉛筆の目星をつけることです

 

 

描きたい絵や色鉛筆の塗る範囲によっては
向き、不向きの色鉛筆というのがあります

 

 

自分の描きたい絵に向かない色鉛筆を
選択肢から外すだけでも的を絞れます

 

 

 

色鉛筆を選ぶ際にチェックするのはこの3つです

 

種類(油性色鉛筆か水彩色鉛筆か)

 

芯の硬さ(硬めか柔らかめか)

 

色数と色の傾向

 

 

これを順番にチェックしていくと
自分の作品に合いそうな色鉛筆の特徴を
絞り込むことができます

 

 

どんな絵を描きたいか決まっていない場合や
どのメーカーがいいかピンとこない場合は
自分が好きな作品を描いている人が
どんな色鉛筆を使っているかを参考にするのもオススメです

色鉛筆の種類を選ぶポイント (油性色鉛筆か水彩色鉛筆か)

色鉛筆の種類には油性色鉛筆水彩色鉛筆があります

 

                   ※詳細は色鉛筆の種類へ

 

 

芯に含まれる成形剤が油性か水性かの違いにより
水で色が溶けるか溶けないかの違いが生じます

 

 

水彩色鉛筆は
普通の色鉛筆のように色を塗ることもできますが
水で色が溶けるという特徴を生かして
水彩画のような作品に仕上げることもできます

 

 

 

油性色鉛筆にするか、水彩色鉛筆にするかは
色を水に溶かして塗りたいかどうかで決めます

色鉛筆の芯の硬さと選ぶポイント

色鉛筆には 硬めの芯柔らかめの芯があります

 

 

芯の硬さは、顔料と成形剤の配合比率で変化し
顔料が多いほうが芯が柔らかく、発色も良いです

 

 

JISでは、顔料と成形剤の配合比率によって
「硬質」 「中硬質」 「軟質」 に分類しています

 

 

しかし、実際は「軟質」の芯に分類されている色鉛筆でも
「芯が硬い」と評価している人もいました

 

つまり、塗り心地には主観が入るため
JISでの分類も他人の評価も参考程度にしかならない
というのがわかります

 

 

そこで今回は
主観的に「硬め」と「柔らかめ」と表現される芯の特徴
芯の硬さで選ぶ時の判断基準をまとめました

 

 

 

硬めの芯の特徴

 

線画や細かい部分の描写をしたい人にオススメです
★色を薄く塗り重ねることで、繊細で柔らかい絵になります

 

・発色はあまり良くありません
・広い面を濃く塗る (ベタ塗り) には向きません

 

 

 

柔らかめ芯の特徴

 

絵を描くより色を塗ることを目的としている人にオススメです
発色と伸びが良好で、「しっとり」「滑らか」な描き味です

 

・余分な顔料の粉が紙に残ることがあります
・薄い色を塗りにくいと感じることがあります
・細かい部分を描くのには適していません

 

 

 

 

さらに、水彩色鉛筆の場合は
・硬めの芯は水に溶けにくい
・柔らかめの芯は水に溶けやすい
という特徴も加わります

 

色を溶かしつつ、線画も残したい→水彩色鉛筆の硬めの芯
色を溶かした時に線画を残したくない→水彩色鉛筆の柔らかめの芯
を選ぶといいです

 

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色数や色の傾向と選ぶポイント

色鉛筆は12色のものから100色以上ものまであります

 

 

たくさん色がありすぎても使いこなせないので
色数が多ければいいというものではありません

 

 

始めのセット購入で悩んでいる方は36色がオススメです
36色セットは過不足がないので使いやすいからです

 

 

使っていくうちに、足りない色や使いたい色がでてきますが
その時に単品購入違うセットを購入しても遅くはないです

 

 

 

さらに、セットを購入する時にチェックした方がいいのは
使いやすい色がそろっているかです

 

 

例えば...

 

始めのセット購入  基本色がそろっているか
人物画を描く  肌色が入っているか
風景画を描く  緑や青の種類が多いか 

など

  

 

 

色鉛筆のセットには「パステル調」「蛍光色」など
珍しい色がそろっているメーカーもあるので
作品に合わせていろいろ試してみるのもいいですね

 

 

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